真庭市の土地と地域の物語
この土地が「なぜこうなったか」を、地形や成り立ちから読み解きます。
真庭市は岡山県の北の玄関口。標高の高い高原と、深い谷を刻む川がつくる、変化に富んだ土地です。北部には広大な蒜山高原がひろがり、南西部の一部は、新見市から続く石灰岩のカルスト台地「阿哲台」にもかかっています。硬い岩盤の高原と、水が溶かした石灰岩の地形が、ひとつの市のなかに同居しているのが真庭の面白さです。
湯原温泉や真賀温泉といった名湯がわくのも、この複雑な大地の恵み。人々は高原の冷涼な気候を生かして酪農やジャージー牛を育て、川沿いの低地に暮らしをいとなんできました。土地の起伏が、そのまま産業と暮らしのかたちを決めてきた——それが真庭という地域です。
真庭を流れる旭川は、蒜山や県北の山に降った雨を集める旭川水系の最上流部。この水はやがて岡山市を貫き、後楽園をうるおして瀬戸内へそそぎます。県北の山が県南の暮らしを支える、その出発点が真庭です。
より詳しい土地の成り立ちや、個別のスポットは、姉妹サイト〈OKA-LABO〉の記事でもたどれます。