岡山市の土地と地域の物語
この土地が「なぜこうなったか」を、地形や成り立ちから読み解きます。
岡山市が広がる岡山平野は、旭川・吉井川といった川が運んだ土砂と、長い年月の干拓によってつくられた土地です。市の南部はかつて「吉備の穴海」と呼ばれる浅い海で、児島などの島が浮かんでいました。戦国時代以降の干拓で海が少しずつ陸となり、いまの広い平野と市街地ができあがりました。
その平野のまんなかに、岡山城と後楽園が向かい合います。旭川の水をひいた大名庭園と、川を天然の堀とした城——ここでも、土地と水のかたちが、まちのなりたちを決めてきました。足もとの平らな市街地が「もとは海と川がつくった」と知ると、岡山の景色は少し奥行きを増します。
市街を旭川が、東部を吉井川が流れ、二つの川が運んだ土砂が平野を育てました。さらに南部の児島湾干拓が土地を広げ、県内最多の人口を支える平野が完成します。足もとの平らな市街地は、川と海と人の手が幾代もかけてつくった土地なのです。
より詳しい土地の成り立ちや、個別のスポットは、姉妹サイト〈OKA-LABO〉の記事でもたどれます。