旬の味 ・ 秋(9〜10月)
岡山の栗
― 山が実らせる、秋のごちそう
“地形と気候”の目線でたどる、岡山の秋
ほくほくと甘い、秋のごちそう。栗ごはん、渋皮煮、焼き栗——岡山の山あいがくれる実りです。旬と味わい方、そして栗を育てる“土地”をたどります。
旬の時期
おおむね九月から十月。早生から晩生へと移ろい、秋の深まりとともに大玉になっていきます。
味わい方
定番の栗ごはんや渋皮煮、焼き栗、栗きんとん。手間はかかりますが、旬の栗の甘みは格別です。ゆでてそのまま味わうのも、素材のよさが分かります。
栗が育つ土地
栗は日当たりと水はけのよい山あいを好みます。岡山の吉備高原のような、なだらかな丘陵と落葉樹の広がる土地は、栗の生育に向いています。
土地の目線栗や松茸、紅葉——秋の恵みの多くは、
山あいの落葉樹林から生まれます。それを支えるのは、約三千四百万年動かないといわれる吉備高原の
硬い岩盤と安定した地形。秋の味覚の向こうに、古い大地の落ち着きがあります。
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