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Lakeside ・ ダム湖・湖畔特集

岡山のダム湖・湖畔の風景
静かな水辺に、季節を映して。

川をせき止めてできたダム湖、高原に横たわる湖、名水がたたえる小さな池、大名庭園の水面――。岡山県内の「水辺の風景」を、にぎやかさよりも静けさを楽しむ目線でまとめました。眺めのよい高台から、湖畔を歩く時間まで。

🚣 静かな水辺🍁 紅葉の湖畔📷 リフレクション
Dam Lake ・ ダム湖を望む

ダム湖を望む

川をせき止めてできた人造湖――ダム湖は、山あいに思いがけず広がる青い水面が魅力です。高台から見下ろす眺めや、湖畔で過ごす静かな時間を楽しめる2か所をご紹介します。

三休公園(美咲町)― 旭川湖を見下ろす、桜とつつじの丘

三休公園の高台から旭川湖を見下ろす桜の眺め
旭川湖望む湖
標高約270m高台の公園

旭川をせき止めてできた旭川湖(旭川ダム湖)を見下ろす、小高い山の上の公園。ふもとから山頂近くまで車で上がれるので、体力に自信がなくても高台からの眺めを気軽に楽しめます。眼下には山あいを縫うように水面が伸び、対岸の山々まで見渡せます。

春には園内と湖畔一帯を数千本ともいわれる桜が包み込み、湖の青とのコントラストが見事。初夏には斜面をつつじが染めます。天気のよい早朝には、湖面から立ちのぼる霧が雲海のように谷を埋めることもあります。

恩原湖(鏡野町)― 高原に広がる、星空の湖畔

恩原高原に広がる恩原湖の湖畔
恩原湖高原の湖
県北・鏡野町エリア

鏡野町の北部、標高の高い恩原高原に横たわる恩原湖。かんがい用の恩原ダムによってできた人造湖で、まわりを静かな自然に囲まれています。日中は湖のまわりを散策したり、水辺でのんびり過ごしたり。澄んだ水と緑に、時間の流れがゆっくりに感じられます。

このエリアの魅力は、街あかりの少なさが生む星空。空気の澄んだ高原の夜、湖畔で見上げる空には驚くほどたくさんの星がまたたきます。車を横づけできるオートキャンプ場もあり、湖畔で一夜を過ごすのもおすすめです。

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Waterside ・ 湖畔・水辺の名所

湖畔・水辺の名所

ダム湖だけが水辺の風景ではありません。山裾に湧く名水の池、庭園の水面に映る四季――。歩いてめぐりたい、澄んだ水辺の名所を2か所ご紹介します。

塩釜の冷泉(真庭市・蒜山)― 名水百選の湧水がつくる池

塩釜の冷泉の澄んだ湧水の池
日本名水百選環境省認定
水温11度前後年間を通して

蒜山三座の真ん中、中蒜山の裾の谷間からこんこんと湧き出る天然水「塩釜の冷泉」。湧水はひょうたん型の小さな池をつくり、夏でも手が痛くなるほど冷たいことから「冷泉」と呼ばれています。昭和60年(1985年)には日本名水百選に認定されました。

ダム湖のような大きな水面ではありませんが、透き通った水と木立に囲まれた池は、まさに「静かな水辺」。夏に涼を求めて訪れるのにぴったりで、湧いたばかりの水のおいしさに驚かされます。

衆楽園(津山市)― 水面に映る、静かな大名庭園

衆楽園の池に映り込む庭園の木々
池泉回遊式大名庭園
四季の水鏡桜・新緑・紅葉

津山市の中心部にある衆楽園は、かつての津山藩の大名庭園。園内には大きな池が広がり、そのまわりを歩いてめぐる「池泉回遊式」のつくりです。池に浮かぶ島や水辺の木々が、歩くたびに違った表情を見せてくれます。

後楽園に比べてぐっと静かで、落ち着いた雰囲気。春は桜や新緑、秋は紅葉が水面に映り込みます。歩く位置が変わると水鏡の景色も変わり、「歩いて味わう水辺」を静かに楽しめる庭です。

Dam & River ・ ダムと川辺の風景

ダムと川辺の風景

ダムがつくるのは、湖ばかりではありません。堤体を見上げる下流の川辺にも、独特の風景があります。ダムのすぐ足元、川のほとりに湧く温泉をご紹介します。

湯原温泉(真庭市)― 湯原ダムを見上げる、川辺の露天

湯原ダムの堤体を見上げる旭川沿いの露天風呂「砂湯」
湯原ダム下流旭川のほとり
美作三湯のひとつ

湯原温泉は、湯原ダムの下流、旭川沿いに広がる温泉地。ダム湖の湖畔ではなく、ダムの足元――堤体を見上げる川辺に湯が湧くのが特徴です。名物の露天「砂湯」は、川底から砂を噴きながら湧く源泉露天で、24時間無料で開放されています。

川のせせらぎを聞きながら、湯けむりの向こうにダムの堤体を見上げる――そんな開放的な露天は、なかなかありません。夜はダムと砂湯がライトアップされ、昼とはまた違った幻想的な雰囲気に包まれます。川辺は足元が滑りやすいので、歩く際はご注意を。

Tips ・ 水辺めぐりの工夫

水辺めぐりを楽しむための工夫

ダム湖や湖畔は、時間帯や季節で表情が大きく変わります。より美しい水辺に出会うための、ちょっとしたコツをまとめました。

1季節を選ぶ

桜の春、深緑の夏、紅葉の秋。湖畔は季節で色ががらりと変わります。紅葉が水面に映る秋の午前は、とくに人気の時期です。

2朝夕の光をねらう

風のない早朝は水面が鏡のようになり、山や木々が映り込む「リフレクション」が撮れます。朝霧が谷を埋める雲海に出会えることも。

3水位・放流に注意

ダム湖は季節や運用で水位が大きく変わり、放流時は下流の水量が増えます。川辺に降りる際は、放流サイレンや掲示に必ず注意してください。

4歩きやすい靴で

湖畔や川辺は未舗装や濡れた石が多く、滑りやすい場所も。スニーカーや水辺用サンダルなど、足元がしっかりした靴が安心です。

5山あいは冷える

高原の湖や湧水地は、標高が高く夏でもひんやり。朝晩の冷え込みに備えて、羽織るものを一枚持っておくと快適です。

6ゴミは持ち帰る

飲用や生活用水に使われている水辺もあります。水を汚さず、ゴミは持ち帰って、静かな景色を次に訪れる人へつなぎましょう。

※ 水位・放流・立入可否は状況で変わります。おでかけ前に各施設・自治体の公式情報をご確認ください。水辺では安全に十分ご注意ください。