津山市の中心部にある衆楽園(しゅうらくえん)は、かつての津山藩の大名庭園です。園内には大きな池が広がり、そのまわりを歩いてめぐる「池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)」のつくり。池に浮かぶ島や、水辺に配された木々が、歩くたびに違った表情を見せてくれます。
岡山の大名庭園といえば後楽園が有名ですが、こちらはぐっと静かで、落ち着いた雰囲気。訪れる人もそれほど多くなく、鳥の声を聞きながら、のんびりと池のまわりを歩けます。春は桜や新緑、夏は青々とした木々、秋は紅葉、冬は澄んだ空気。水面に季節が映り込むのが、この庭のいちばんの魅力です。
池と庭園の写真訪れて感じたこと
門をくぐると、目の前に静かな池。人が少ないぶん、水の音や鳥の声がよく聞こえます。子どもたちは池の鯉を見つけて、しばらく水面をのぞき込んでいました。園路は平坦で歩きやすく、小さな子ども連れでもゆっくり一周できます。急かされることのない、おだやかな時間でした。
歩くにつれて、池ごしに見える景色が少しずつ変わっていきます。角度が変わると、水面に映る木々の姿も変わる。「同じ池なのに、さっきと違って見えるね」と話しながら回るのが楽しく、庭園というものが「歩いて味わうもの」だと実感しました。津山城の桜を見たあとに立ち寄ると、にぎやかさと静けさの対比が心地よく感じられます。
見どころ
池泉回遊式の庭
大きな池のまわりを歩いてめぐる庭園。歩く位置によって景色が変わり、池に映り込む木々の姿も表情を変えます。歩いて味わう庭です。
四季の移ろい
春の桜と新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、冬の澄んだ空気。季節ごとにまったく違う表情を見せてくれるので、何度でも訪れたくなります。
静けさと歩きやすさ
訪れる人が比較的少なく、落ち着いて過ごせます。園路は平坦で、小さな子ども連れでもゆっくり一周できるのがうれしいところ。






家族で行くときのメモ
池のまわりを歩くので、小さな子どもは水辺に近づきすぎないよう手をつないで。園路は平坦で歩きやすいですが、歩きやすい靴がおすすめです。静かに過ごす場所ですので、大きな声は控えめに。開園時間・入園料・行事の日程は変わることがあるので、事前にご確認を。津山城(鶴山公園)や津山まなびの鉄道館とあわせて回ると、津山エリアを一日たっぷり楽しめます。
※開園時間・入園料・行事の日程などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。

