岩!?
岡山でも珍しい光景が見れる場所。。
岩の裂け目から車が出てくる・・・!
驚くことに巨大な岩の一部が道路になっています。
本当にこの道通れるんだろうかなと思うような光景が飛びこんできます・・・。
上を見上げると巨大な岩・・・
想像力が膨らむといつ落ちてくるのか怖くなります。。
現地で気見るとかなり大きな巨岩です。
写真の左側には、2.5メートルの車高制限を示す看板があります。
あらためてトンネルとして使用されているのがわかります。
ロッククライミングスポット
以前訪れた時は、ロッククライミングをしている人がいました。
ここを・・・と思ったのですが、当時地元の方に聞くとロッククライミングのスポットにもなっているみたいです。
救急車が来ることがあるみたいです。。
鍾乳洞の岩肌はよく湿っていて滑りそうで、見ているだけでも怖くなります。
見れば見るほど自分は生涯できないスポーツだなと感じます。
このコンディションで登るって・・・
凄い・・・、いやいや危ないですよね。
成羽町の隣の備中町にもロッククライミングの有名なスポットがあります。※現在は成羽町も備中町も高梁市に合併されています。
気持ちは理解できないのですが、この辺りはせせり立った崖が多いので登りたいって気持ちになるんですかね。。
穴小屋洞窟
今回はトンネルの光景も魅力的なのですが、洞窟の紹介です。
岡山県道300号線の羽山第2トンネル(高梁市成羽町羽山)には、一見して岩の裂け目のような入口の手掘りトンネルが存在します。
洞窟のようにも、岩場の裂け目のようにも見えるトンネル・・・通行できるように思えませんがクルマの通行可能なこのトンネルです。
ちなみにバスも通行していました。
周辺は羽山渓(はやまけい)という石灰岩質の渓谷で、切り立った岩場の下に、長さ30mほどのトンネルが貫いています。
トンネルが開通したのは1919(大正8)年といいます。
昼でもこの状況なので夜なんて怖すぎる・・・、夜道は車でも危なそうです。。
そのトンネル付近にあるのが「穴小屋」と呼ばれる鍾乳洞です。
入り口は狭め・・・閉所恐怖症の方には苦痛かもしれません。。
背の低い入り口を20mしゃがんで進むと天井が高くなってきます。
コウモリもいるので嫌いな人は気をつけてください。
中は迷路みたいなので、自信のない方はあまり進んで行かない方がいいと思います。
鍾乳洞で整備されている場所はいいですが、一部の鍾乳洞を除いて、照明がなく観光洞でないので観光気分でお気楽に行くと怪我をすることもあるので要注意です。
足下も滑りやすい、照明設備もないのでふらっと奥に進むような場所ではないので、ちょっと立ち寄るのにも運動靴・電灯を持っていきましょうね。。
付近にある説明板(羽山渓について)
羽 山 渓
羽山渓は島木川が石灰岩の大地を削って造った2kmに及ぶ渓谷で、高梁川上流県立自然公園に指定されています。
渓谷の上流には、龍がすんでいて昇天したと伝えられる天龍ヶ渕や、絶壁にかかる不動の滝などがあり、近くには石灰岩の洞窟である棲龍洞(穴小屋)があります。
棲龍洞には、入口から20mほど入ったところに槍立場と呼ばれる場所があって水晶殿のように美しく、夏には涼を求めて多くの人が訪れます。
環境省・岡山県A
車輌は1台のみしか通行できませんのでご注意を!
運転に自信がない方はこの道はちょっと危ない気がします。
基本1台のみに道路で途中交わす場所があるので、運悪く対向車が多い時はちょっと運転が嫌かもしれません。
トンネルは1台分の幅で出口まで歩いてみるとこんな感じです。
穴の中に吸い込まれていく感じです
テレビ出演してるみたい!?
休憩小屋の場所になにやら看板が・・・
ナニコレ珍百景登録の看板でした(笑)
以前テレビにも紹介されていたんですね。。
この道も・・・
穴小屋洞窟の北側に位置している場所にもこんな道が・・・
崩れてこないのかな。。
壮大な自然美
岩肌を近くで見るとちょっと怖い気がします。
橋の上からの景色・・・特に下の河川ですが見ると目がクラクラします。
吸い込まれそうな気になり怖くなります。
橋の上からの景色なのですが腰が引けます、古い橋梁もあるのですが錆びていて崩れそうな雰囲気を出しているのでそこを歩くとまた怖い・・・です。。
滝の状態になっている場所へ何やらはしごがかかっています。
途中壊れているのですが・・・
それより壊れてないにせよ、管理のためかはわかりませんがここを登るという気がしれません・・・。
使用したことがあるはしごなんだろうか!?
新しい橋と古い橋
古い橋はこんな感じです
錆び錆びです
景観はすごくいいです。
ここから穴小屋に行く道にもトンネルがあります。
車が一台しか通らないのでセンサーによる信号(対向車がくると点灯)があります。
トンネルの中は昼間でも暗いので明暗のコントラストにちょっとびっくりです。
夜は絶対に通りたくないですね。。
これを道にするしかなかったんでしょうね。
この北側に銅山で栄えた吹屋があり河川搬送から陸路へという流れで、道路の整備が進んでいったのでしょうか。
吹屋について
江戸時代中期頃より、幕領地として吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展した。
幕末頃から明治時代には、銅鉱とともに硫化鉄鉱石を酸化・還元させて人造的に製造したベンガラ(酸化第二鉄)の産地となり繁栄を極めた。
主に美術工芸用の磁器の絵付け・漆器、神社仏閣のベンガラ外壁塗装に使用され、最盛期には銅山で働く従業員数が1200人だったといわれています。街並みは小さな規模なのでここにこれだけの人数がという規模です。
標高550m付近の山の中に忽然と現れる吹屋集落のベンガラ格子と石州瓦による赤褐色の重厚な商家の町並みには当時の繁栄の後が今も残っています。
もやがかかった日はこんな感じです。
フォトギャラリー
アクセス
所在地 | 岡山県高梁市成羽町羽山 |
料金 | 無 料 |
アクセス | JR 「岡山」駅からJR伯備線で55分(特急利用で35分)の 「備中高梁駅」下車。 備北バス 成羽バスセンター行き または 成羽経由地頭行きにて20分。 「成羽バスセンター」下車後、徒歩60分。 車 岡山自動車道賀陽ICから高梁市街~国道313号線 成羽町を目指し成羽町中心部から成羽川を渡り、宇治町,吹屋方面へICから40分。 |
駐車場 | 洞口先の退避スペースに10台程度可。 |
※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。
※写真の無断掲載・使用を禁止します。
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