津山市の中心部、小高い丘の上に築かれた津山城。今は天守や櫓(やぐら)こそ残っていませんが、それを支えていた石垣がほぼ完全な形で残されていることで知られています。幾重にも段を重ねて積み上げられた石垣は、日本有数の規模といわれ、城跡というより巨大な要塞のような迫力があります。
城跡は「鶴山(かくざん)公園」として整備され、春になると園内は数千本の桜に包まれます。石垣の間から、階段の脇から、あちこちで桜が咲きほこる光景は、県北の春を代表する景色。さくらまつりの時期には多くの人でにぎわい、夜のライトアップも行われます。
石垣と桜の写真訪れて感じたこと
入口から石段をのぼりはじめると、両側にそびえる石垣の高さに、まず圧倒されます。子どもは「お城の壁ってこんなに大きいの!?」と、見上げたまましばらく動きませんでした。石ひとつひとつが大きく、それが隙間なく積まれている様子は、写真で見るのとはまるで違う迫力です。
のぼるにつれて視界がひらけ、段ごとに桜の見え方が変わっていきます。石垣の上の平らな場所に出ると、津山の町並みがぐるりと一望に。桜の枝ごしに広がる町を眺めながら、お弁当を広げている家族連れもたくさんいました。私たちもベンチでひと休みしながら、花びらが風に舞うのをのんびり眺めて過ごしました。
見どころ
日本有数の壮大な石垣
この城跡最大の見どころ。段々に積み上げられた石垣が丘全体を覆い、天守がなくてもその規模の大きさが伝わってきます。角の部分の積み方など、細部も見ごたえがあります。
数千本の桜
春は園内一面が桜に。石垣と桜という組み合わせは、ここならではの景色です。時期にはさくらまつりが開かれ、夜のライトアップで幻想的な姿も楽しめます。
津山の町を望む眺め
丘の上からは町並みを一望。高い場所に城を築いた理由が、立ってみるとよく分かります。復元された櫓から眺めるのもおすすめです。






家族で行くときのメモ
園内は石段と坂が続くので、歩きやすい靴で。ベビーカーだと通りにくい場所もあるため、小さな子は抱っこひもがあると安心です。桜のシーズンは大変混み合い、駐車場も早くから埋まります。午前中の早い時間か、公共交通での来園がおすすめ。石垣の上は柵のない場所もあるので、子どもから目を離さないようにしてください。開園時間・入園料・さくらまつりの日程は変わることがあるので、事前にご確認を。
※開園時間・入園料・さくらまつりの日程・桜の見頃などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。
