ホーム / 特集 / 滝・渓谷
Waterfall ・ 滝と渓谷特集

岡山の滝・渓谷めぐり
名瀑と紅葉の渓谷をたずねて。

落差百メートル級の名瀑から、裏側にまわり込める滝、巨岩と紅葉が織りなす渓谷まで。岡山県内の滝・渓谷スポットを、県北と県南に分けてご紹介します。水音に耳をすませ、季節の彩りを探しに出かけてみませんか。

💧 涼を求めて🍁 紅葉の名所🚗 ドライブで
Part 01 ・ 滝めぐり

岡山の名瀑をたずねて

中国山地の懐に抱かれた岡山県北には、落差のある滝や個性豊かな滝が点在します。水量が豊かになる初夏や、木々が色づく秋に、それぞれ違った表情を見せてくれます。

Falls 01

神庭の滝(真庭市)

真庭市神庭にある、落差約110m・幅約20mの名瀑。中国地方を代表する滝のひとつとして知られ、国の名勝にも指定されています。

神庭の滝
約110m落差
真庭市所在地

断崖を一気に流れ落ちる姿は迫力満点で、水量の多い時期にはしぶきが遊歩道まで届くほど。周辺は神庭の滝自然公園として整備され、野生のニホンザルが暮らすことでも親しまれています。新緑や紅葉の季節はとりわけ美しく、滝と木々の彩りをあわせて楽しめます。

スポンサーリンク
Falls 02

岩井滝(鏡野町)

鏡野町の奥、中津河地区にある滝。滝の裏側にまわり込んで眺められる「裏見の滝」として知られ、近くには名水として親しまれる湧水があります。

岩井滝
鏡野町所在地
裏見の滝見どころ

岩のくぼみをくぐるようにして滝の裏側へまわれる、めずらしい構造が魅力。滝のかたわらから湧き出す岩井の水は環境省の名水百選に選ばれており、水をくみに訪れる人も少なくありません。山あいの静かな環境で、夏でもひんやりとした空気に包まれます。

Falls 03

横野滝(津山市)

津山市の北郊、横野川の上流にある滝。上流から一の滝・二の滝・三の滝と、三つの滝が連なる景勝地として親しまれています。

横野滝
三段滝の数
津山市所在地

三つの滝それぞれに趣があり、遊歩道をたどって順に巡ることができます。周辺は手すき和紙づくりが伝わる里としても知られ、緑に包まれた谷あいはひとときの涼を求める人に人気。市街地から比較的近く、ドライブがてら立ち寄りやすい滝です。

Falls 04

布滝/のんだき(津山市阿波)

津山市阿波(旧阿波村)にある滝。岩肌を白い布を垂らしたように流れ落ちる姿から「布滝(のんだき)」と呼ばれています。

布滝(のんだき)
津山市阿波所在地
白布のよう見どころ

切り立った岩の上を、幾筋にも分かれた水が薄く広がって流れ落ちるさまは、まさに一枚の白布のよう。周囲を深い森に囲まれた静かな環境にあり、木漏れ日の中で滝の音に耳をすませると心が落ち着きます。県境に近い山あいの、知る人ぞ知る滝です。

Falls 05

絹掛の滝(総社・高梁方面)

総社市と高梁市を結ぶ道沿いにある滝。道路のすぐそばで水が流れ落ちる姿を眺められ、ドライブの途中に気軽に立ち寄れるスポットです。

絹掛の滝
道沿いアクセス
総社・高梁方面

細く白い水が絹の糸を掛けたように岩を伝って落ちることから、この名がついたと伝えられます。街道沿いにありながら周囲は緑ゆたかで、夏場は涼を求める車が多く停まります。水量は季節や天候で大きく変わるため、雨のあとは特に見ごたえがあります。

Part 02 ・ 渓谷めぐり

紅葉に染まる渓谷へ

川が長い年月をかけて刻んだ渓谷は、巨岩や奇岩と清流が織りなす自然の造形美。とりわけ秋の紅葉シーズンには、多くの人が県内外から訪れます。

Valley 01

奥津渓(鏡野町)

鏡野町を流れる吉井川の上流に広がる渓谷。国の名勝に指定され、岡山県を代表する紅葉の名所として知られています。

奥津渓
紅葉見どころ
鏡野町所在地

清流沿いに約800mの遊歩道が整えられ、川の水流が長い時間をかけて岩を削った「甌穴(おうけつ)」群など、見どころが点在します。秋には渓谷一帯がモミジやカエデで赤や黄に染まり、川面に映る紅葉が旅人の目を楽しませてくれます。温泉地としても親しまれる一帯です。

Valley 02

宇甘渓(吉備中央町)

吉備中央町を流れる宇甘川沿いの渓谷。渓谷に架かる赤い橋と紅葉の取り合わせが美しく、県中部を代表する紅葉スポットとして親しまれています。

宇甘渓
赤い橋シンボル
吉備中央町所在地

清流に沿って遊歩道がのび、シンボルの赤い橋は紅葉の時期に多くの人がカメラを向ける人気の撮影スポット。県南からも足を運びやすい立地で、キャンプやバーベキューを楽しめる施設も整っています。新緑の季節も瑞々しく、四季を通じて表情の変化を楽しめます。

Valley 03

豪渓(総社市)

総社市北部にある渓谷。切り立った巨岩や奇岩がそびえ立ち、国の名勝に指定された、県南からもアクセスしやすい紅葉の名所です。

豪渓
巨岩・奇岩見どころ
総社市所在地

天に向かってそびえる岩峰と、その足もとを流れる清流とのコントラストが見どころ。秋には岩肌を彩る紅葉が加わり、荘厳な景観が広がります。遊歩道をたどって奥へ進むと、季節ごとに違った渓谷美に出会えます。県南から日帰りで訪れやすいのも魅力です。

Tips ・ 滝めぐりを楽しむ工夫

出かける前に知っておきたいこと

滝や渓谷は自然のなかにあるからこそ美しい一方で、足もとや天候には注意が必要です。ちょっとした備えで、安全に気持ちよく楽しめます。

1滑りにくい靴で

滝や渓谷の遊歩道は、しぶきや苔で濡れて滑りやすくなっています。グリップのきいたスニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。

2雨のあとの増水に注意

大雨のあとは水量が急に増え、遊歩道が通行止めになることも。天候が荒れた直後は無理をせず、状況が落ち着いてから出かけましょう。

3紅葉の見頃を狙う

県北の渓谷は例年おおむね11月ごろが色づきの目安。年や標高で前後するため、直前に各自治体などの情報を確認すると安心です。

4羽織るものを一枚

滝や渓谷のそばは、真夏でもひんやりと感じることがあります。薄手の上着があると、休憩のときにも快適に過ごせます。

5ゴミは持ち帰る

美しい自然を次の人へ。ゴミは必ず持ち帰り、動植物や周囲の環境にやさしい行動を心がけましょう。

6遊歩道から外れない

川辺の岩は見た目以上に滑りやすく危険です。柵や案内のある遊歩道の内側で、決められた範囲を楽しみましょう。

※ 水量・遊歩道の状況は季節や天候で変わります。おでかけ前に各自治体の公式情報をご確認ください。無理な立入はしないでください。