もくじ
瀬戸内海を一望できるロケーション
下津井の町並みの西に位置する、海に突き出す岬の丘の上に建つ神社。
※海抜22mの浄山(じょうやま)の上に祀られています。
祇園神社は下津井の氏神「祇園さん」と呼ばれ親しまれ、北前舟で栄えていた頃、航海安全の神様として信仰を集めてきた神社です。
祇園神社は、下津井港が栄えた江戸時代後半頃、水軍の将が創建し、長浜宮と祇園宮が合祀されて祇園神社と呼ばれるようになったと伝えられています。
祇園神社(通称名:祇園さん)基本情報
営業時間 | 境内自由 |
御祭神 | 素戔嗚命,奇稻田姫命,大蛇アラ正,長浜神,八社大明神,事代主神 |
御神徳 | 海上安全, 疫病除け |
主な祭典 | 7月第3土・日曜日:祇園祭 10月第4土・日曜日:長浜祭 |
駐車場 | あり/15台/むかし下津井回船問屋駐車場利用 |
曲がりとともに現れるのが今回訪れる祇園神社です。
地図で見ないとわかりにくいですが本当にトン先の小高い山の上にある神社です。
来客がいますね。。
いきなりちょっと急な勾配がついた階段からスタートみたいですね^^
祇園神社の下の小さな釣りスポット
祇園神社の入り口の対面には海辺を綺麗に整備したひと休憩できるスポットと釣りスポットがあります。
釣りスポットは「釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束」のロケ現場です。
西田敏行さん演じる浜ちゃんが釣りに興じるシーンが撮影されたそうです。。
昭和六年製の長門級戦艦主砲弾
入口には何故か砲弾が・・・?
立派な砲弾です、こんなものが空を飛んでくるなんて考えただけでも恐ろしい・・・。
全長1.6m、直径40cm、重量1.5t、飛弾距離40km
社名額・歌碑・寄付碑
中川一政の筆による社名額や歌碑、寄付碑はここにしかないものだそう。
※洋画、水墨画、陶芸、詩作、書など多才な作品を世に出した中川一政画伯(明治26年生~平成3年に97歳で没)
さぁ登っていきます。
境内から望む瀬戸大橋
ちょっと上がれば景色が一変します!
境内から瀬戸大橋がとてもきれいに眺められます。初日の出は瀬戸大橋の間から拝めるそうですよ。。
初日の出と初詣にも良いスポットなんでしょうかね。。
もう少しで本殿に辿り着きます。
祇園神社には数カ所お参りするルートがあります。
ここはその一つですね。
玉垣には、海の守護神に航海の安全を祈願した日本海地方の北前船の船主や遊女らの名も混じります。
到着です!
徒歩5分くらいですかね、割と早く登れます。
海抜22メートルなのでそんなものでしょうか、ご年配の方でゆっくり登ると10~15分くらいあれば到着できるかと思います。
どうですか、このロケーション^^
ちょっとしか登ってないのに良い景色です。
半島のトン先部でまわりに何もないので景色が良いのですね。。
拝殿が見えてきました。。
郷土記念物 下津井祇園神社の社叢
看板より
郷土記念物 下津井祇園神社の社叢(しもついぎおんじんじゃのしゃそう)
祇園神社の社叢は、瀬戸内海に臨む海抜22mの小高い岬に形成されているため、海岸性植物が数多く生育しており、その中でもひときわ目を引くのが備長炭で知られるウバメガシ(姥目樫・通称バベ)の巨木群です。
浄山と称されるこの地も、かつては老松に覆われていましたが、現在では完全に姿を消し、樹相はウバメガシを主木とする時代へと移行しています。境内各所に散見する温帯性植物のクスドイゲは南部地方でも珍しく、学術的にも貴重なものです。また、社殿正面の枝垂桜は祇園枝垂と呼ばれ、このあたりでは稀な桜として、その由来にまつわるエピソード共々、多くの人々に愛されています。
そのほか、自生・植栽を含め、およそ30種の樹種により祇園の森は成り立っていますが、もともとこの地は、景勝の地である上に室町時代の長浜城址をはじめ、下津井の歴史と深いかかわりを持つ文化遺産に恵まれており、自然と文化の織りなす独特の雰囲気を求めて、訪れる人たちが後を絶ちません。
境内には自生・植栽を含め約30種の樹種により社叢が成り立っているそうですが・・・、植物を見極めれる知識がなく、郷土記念物になっている貴重な植物がよくわかりませんでした。
植物を見ながら樹種を理解し楽しめればまた違った風景の見方が出来るんでしょうね。。
境内を見渡すと・・・。
よく手入れされていますね^^
境内はそれほど広くないですが、歌碑などもあり、昔の繁栄がうかがえます。
いざ身を清めて拝殿へお参りに!
本殿
下津井の祇園神社は江戸時代後半に長浜宮と祇園宮を合祀した神社だそうです。
本殿は二つあります。
北側からお参りルートで下山。
階段はどのルートも急こう配ですね、ご年配の方は気を付けてお参りして下さいね。。
アクセス
所在地 | 岡山県倉敷市下津井1-13-16 |
TEL | 086-479-9468 |
アクセス | 公共交通:JR児島駅→下電バス下津井循環線とこはい号で18分、バス停:祇園神社下下車、徒歩2分 車:瀬戸中央道児島ICから県道393号経由4km8分 |
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