もくじ
上蒜山(1,202m)・中蒜山(1,123m)・下蒜山(1,100m)
今日は蒜山で有名な三座を登りにやってきました。
蒜山ではトレラン・ワンダーフォーゲル部が登ったりと岡山では有名な山です。
登山仲間と数人で行けば上蒜山か下蒜山に車を置き4~6時間ほどかけてゆっくり縦走をするのが人気のコースになっています。
年配の方も多く登山されている山です。
縦走が人気のところを下蒜山からスタートし往復するコース(スタート→中蒜山→上蒜山→中蒜山→下蒜山→ゴール)でチャレンジしていきます。
予定ではお昼を食べてゆっくりしたいので7時間ほどの予定で一日かけて山を巡っていきます。
自然の中でのんびりです^^
蒜山を眺める三つのコブ「蒜山三座」
蒜山は3つの山からなり、上蒜山(1,202m)、中蒜山(1,123m)、下蒜山(1,100m)を合わせて蒜山三座と呼ばれています。
蒜山三座は約60万年前に火山活動を停止したといわれ、その裾野には広大なリゾート地、蒜山高原が広がっています。
上蒜山へは湯舟川沿いにある上蒜山スキー場駐車場から登ります。山頂の展望はよくありませんが、8合目にある槍ヶ峰が最も展望がよく、蒜山盆地や大山を見ることができます。
景色がもっともいいのは下蒜山で、日本海も望めます。山の稜線付近にはブナ林が広がり、山頂から山腹にかけて広がる落葉樹林が季節とともに色鮮やかな表情を見せてくれます。
登山道
登山道は管理人が実際に歩いたルートを記載しています。
感想:急な登りがある岡山県で長い縦走登山コースです、お昼休憩を入れて約7時間ほどで往復してきました!体力に自信がある方おススメです。(膝にきますよ)
注意:足元に注意!管理人が登山した日は途中から雨が降り足元がかなり悪い状況でした、粘性土の粒が非常に細かい土なので足元を取られ何度もこけてしまいました。下蒜山の下りは鎖場もあり、滑ると大怪我をするので緊張感をもって下山したため疲労が溜まりました・・・。天候が悪い日は避けるのをおススメします。(山の天気は変わりやすいので気を付けて下さい。)
登山難度
※このマップは、国土地理院の電子国土Webシステム(https://maps.gsi.go.jp)から提供されたものを使用しています。
下蒜山登山道入口
中蒜山登山道入口
中蒜山の入り口は名水で有名な塩釜の冷泉にあります。
キャンプ場も併設している人気スポットです。
上蒜山登山道入口
準備中
下蒜山入口
下蒜山の登山口へ到着です。
下蒜山の登山口は、火葬場近隣の標高500m程の犬挟峠にあります。
駐車場は、約5台ほどのスペースなので空いていれば駐車することができます。
トイレはありませんので、登山する前に済ませておきましょう。
入口へは案内板もあり登山道も整備されているので比較的登りやすいです。
縦走する方はタクシーで下蒜山ー上蒜山間を帰ることができるので縦走してみるのもいいかもしれません。
ただ距離の割にちょっと高すぎという話もありますので縦走でタクシーを使用する前には下調べ要です。。
天気がイマイチの登山日
今日は小雨が降ったりやんだりの空模様です。。
雨自体はあまり気にならないのですが・・・(もちろん快晴が一番です。)、困ったのは足元です。
蒜山の土質は粒子が細かいのでケガをしないように気を配った登山になりそうです。。
やはり蒜山の土質は粒子の細かい粘土層!?だったので、ものすごく滑ります(笑)
笑い事ではないのですが結構危ないです、滑ってこける事十数回・・・、リュックがクッションになって体への強打を何度も救ってくれました(笑)
頭は危ないですからね、要注意です。
あまり険しくない山と思い軽装での登山でしたが、足元の大切さ(靴)を感じる一日になりました。
さあ往復蒜山登山開始です。
登り始めの平坦地は手入れされた犬挟湿原の中を進みます。
湿原には、ミズゴケなどの希少植物も生育しているそうなので登山以外にも散策で楽しめるかもしれませんね。
景色を楽しみに上がっていますが、ちょっとガスが濃くなっているので見晴らし不良ですね。
足場は悪いのですが・・・、登りやすい。
下蒜山登山道は登山客が多く整備されているので登りやすい山だと思います。
急こう配・岩場(鎖場)があるので体力がいりますので、自分のペースに合った時間で登ることがおススメです。
※鎖場は補助的なものなので使用しなくても登れる程度です。
登山サイトのコメントを見ると鎖は使用しないし、かえって邪魔かもという意見もありましたが・・・、今日の登山で鎖場の重要さが理解できました。
登りでも状況に合わせて使用するのはもちろんですが、体力に自信があっても危険性とはまた別です。
雨の日は本当に危ないです。
念には念をおして、足場の位置を確保していく事が登山では必要ですよね。
怪我をした際は、すぐには助けがこないし下山できなくなるのでご注意を!
雨の日登山で感じたこと
登りはまだよかったのですが、足場が悪い下りに鎖場があったのには助かりました。
さんざん滑ってこけた後だったので下りは鎖がないとちょっと怖かったです。
下蒜山頂上到着
登りはあまり滑らず、頂上へ到着することができました。
空気は澄んで気持ちが良いですが、眺望イマイチなのが残念です。。
※眺望はこれから先に期待をしながら進むことにします^^
下蒜山は1,100mになるので登山入り口からの標高差は600m程です。ひとつめの頂上についたのでここから本格的な往復の始まりです、まだまだ道のりは長いので休憩を取らずに中蒜山に向けて出発します。
※尾根沿いにアップダウンを繰り返しながら進みます。
下蒜山から中蒜山に向かう道中が今回の登山で最も滑ってこけました。
急こう配な登りは少ないのですが、小刻みなアップダウンと距離が三座縦走の中で一番長いルートになります。※雨の日は下りの際に足を取られますので気を付けてください。
小山を越しながら進むのですが以外に長く感じます・・・。
この山で中蒜山かなと思う事を何度も繰り返します(笑)雨のせいもあったかもしれませんが長く感じた道のりでした。
中蒜山頂上到着
天候が悪く意外と時間がかかってしまいました。
霧が薄れてきましたのでちょっと景色が楽しみ始めれました。
辺りは熊笹に覆われていますが、休憩場所・登山道は綺麗に整備されています。
快適な登山ですね^^
休憩場所発見。。
時間も昼を回ったので昼食タイムです。
今日はカップラーメン^^外で食べるラーメンはまた格別に美味しんです。もちろん食後にはあったかいコーヒを飲みます。
頂上の景色を見渡しながらのお昼は最高ですね。。
管理人は2人分持って行ったので結構な荷物になりました。
体力がある方は是非お試しください。
カップラーメンの汁は使用したペットボトルに入れて下山後処分しました^^
皆で山を綺麗に保ちましょう。。
なんとなくですが視界が開けてきました。
このまま快晴になればいいのですが・・・、今日は一日曇り模様の雰囲気です。
小さな看板があります。。
「下山禁止」
ん・・・、ここから下山する人がいるのでしょうか?
登山道がわかりにくくなる冬の為の看板でしょうか、今の時期にはそこを下ろうとは思えないルートです。。
折り返し地点の上蒜山が見えてきました。
今日の工程ではまだ半分にも来ていません、いい運動になりそうです^^
視界が良くなってきたので恩原高原が一望できます。
さあ出発です、ここからは尾根沿いの隆線がとても綺麗なので楽しみにしていたルートです。
ここの景色は三座縦走の中で良い景色のひとつです、今日は紅葉の時期ではなかったので今度は紅葉を見てみたいものです。
快晴には恵まれませんでしたが、この景色も神々しく素敵です。。
「もののけ姫」の世界観があります。
北側からガスが山を南へ超えていこうとしているのですが、南から北への風でしのぎあっています。
ガスは山を越せれず上空へ舞い上がっています。
自然のスケールは大きいですね。
あまりに壮大なスケールだったので魅入ってました。
中蒜山から上蒜山は双方の山が比較的よく見えるので目指す地点が良くわかるのでとても登山しやすいです。
目標地点がわかればペース配分もしやすいですからね。。
上蒜山山頂はもうすぐです。
中蒜山から上蒜山ルートは最後の登りが急なくらいであとは緩やかに登れます。
上蒜山頂上到着
山頂に到着です!
登り始めより随分視界が良好になりました。
縦走であれば後は下りだけで完走ですが・・・
今回のルートは往復です、・・・まだ半分の道のりです。
看板の通りいざ中蒜山を目指して帰ります!
ここから折り返しなのでやはり全行程は長いですね、体力がある方にはおススメです。。
足場はかなり悪く装備の大切さ、鎖場のありがたさを感じる登山となりました。
全行程7時間程かかり次の日から数日は激しく筋肉痛になりました(笑)
蒜山観光スポット
蒜山に訪れた際の訪問スポットをまとめています。
参考にしてみて下さい。
フォトギャラリー
アクセス
所在地 | 〒719-3100 岡山県真庭市蒜山 |
電話番号 | 0867-66-2511(真庭市役所蒜山振興局) |
アクセス | 車:米子道蒜山ICから国道482号で上蒜山登山口 JR:JR姫新線久世駅 ←→ 蒜山高原センター(真庭市コミュニティバス「まにわくん」)約1時間30分・JR姫新線中国勝山駅 ←→ 蒜山高原センター(真庭市コミュニティバス「まにわくん」)約1時間15分・蒜山高原センター ←→ 上蒜山登山口(タクシー) バス:岡山駅 → 勝山(中鉄北部バス) ←→ 真庭市コミュニティバス「まにわくん」に接続 |
※情報は変更になる場合があります。おでかけ前にご確認ください。
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