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蒜山三座 ― 下蒜山・中蒜山・上蒜山を往復する縦走登山

上蒜山(1,202m)・中蒜山(1,123m)・下蒜山(1,100m)からなる蒜山三座。下蒜山からスタートし、中蒜山・上蒜山まで往復する約7時間の縦走登山の記録です。

蒜山三座 ― 下蒜山・中蒜山・上蒜山を往復する縦走登山

蒜山は上蒜山(1,202m)・中蒜山(1,123m)・下蒜山(1,100m)の3つの山からなり、合わせて「蒜山三座」と呼ばれています。約60万年前に火山活動を停止したといわれ、その裾野には広大なリゾート地・蒜山高原が広がっています。トレイルランやワンダーフォーゲル部の学生も登る、岡山では有名な山。登山仲間と数人で上蒜山か下蒜山に車を置き、4〜6時間ほどかけてゆっくり縦走するのが人気のコースで、年配の方の姿も多く見られます。

今回は縦走ではなく、下蒜山からスタートし、中蒜山・上蒜山まで登って同じ道を戻る往復コース(下蒜山→中蒜山→上蒜山→中蒜山→下蒜山)にチャレンジ。お昼を山頂でゆっくり食べたいので、7時間ほどかけて一日がかりで山を巡る計画です。

蒜山登山道案内図の看板
登山口にある「蒜山登山道案内図」。3つの頂を結ぶ稜線ルートがひと目でわかります。
OKA-LABO 実感メモ実際に歩いた、家族目線の記録です
景色
☆☆☆☆☆ 記入
家族で楽しめる
☆☆☆☆☆ 記入
歴史・学び
☆☆☆☆☆ 記入
歩きやすさ
☆☆☆☆☆ 記入
滞在目安 往復 目安7時間
駐車場 約5台(火葬場近く・犬挟峠)
歩行 記入
トイレ 記入
子ども 記入
ベスト 記入

こんな人におすすめ

  • 記入

気をつけたい点

  • 記入
OKA-LABO NOTE ― 行ってみた感想

記入 実際に訪れて感じたことを、家族目線でひと言。

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下蒜山の登山口は、火葬場近くの標高500m程の犬挟峠にあります。駐車場は5台ほどのスペースで、トイレは無いので登山前に済ませておきたいところ。案内板もあり登山道も整備されているので、比較的登りやすい入口です。この日はあいにく小雨が降ったりやんだりの空模様。雨自体はさほど気にならないものの、困ったのは足元でした。蒜山の土質は粒子の細かい粘土層らしく、恐ろしいほど滑ります。あまり険しくない山だろうと軽装で臨んでしまい、靴選びの大切さを痛感する一日になりました。

登り始めの平坦地は、手入れされた犬挟湿原の中を進みます。ミズゴケなどの希少植物も生育しているそうで、登山以外に散策で訪れても楽しめそうです。景色を楽しみにしたいところですが、この日はガスが濃く見晴らしはいまひとつ。足場は悪くとも、下蒜山の登山道は登山客が多く整備されているため登りやすい部類だと思います。急こう配や岩場(鎖場)もあるので体力は必要ですが、自分のペースで登るのがおすすめです。鎖場は補助的なもので使わなくても登れる程度ですが、今回の雨の日登山ではその重要さを身をもって理解しました。滑ってこけること十数回、リュックがクッション代わりになって何度も体を守ってくれました(頭だけは要注意です)。

蒜山三座は約60万年前に火山活動を停止した山々。稜線には熊笹とブナ林が広がり、上蒜山8合目の槍ヶ峰や下蒜山からは大山や日本海まで見渡せます。

下蒜山 ― 最初の頂へ

登りはあまり滑ることなく、下蒜山山頂に到着。空気は澄んで気持ちがいいものの、この日は眺望はいまひとつでした。下蒜山は標高1,100m、登山口からの標高差は約600m。ここでひとつめの頂に到着したところで、まだ本格的な往復の始まりです。休憩を取らずに、尾根沿いをアップダウンしながら中蒜山へ向けて出発しました。

中蒜山への稜線 ― 三座縦走で最も長いルート

下蒜山から中蒜山に向かう道中は、今回の登山でいちばん滑ってこけた区間です。急こう配な登りは少ないものの、小刻みなアップダウンが続き、距離も三座縦走の中でいちばん長いルート。小山をいくつも越えながら、「この山かな」と思ってはまだ先、を何度も繰り返す長い道のりでした。雨のせいもあってか、余計に長く感じたルートです。中蒜山の頂上に到着する頃には天候が悪化し、思いのほか時間がかかっていました。霧が薄れてくると少しずつ景色が楽しめるようになり、あたりは熊笹に覆われながらも、休憩場所や登山道は綺麗に整備されています。

山頂でのカップラーメンとコーヒー

時間もお昼を回ったので、中蒜山の頂上で昼食タイム。外で食べるカップラーメンは、また格別の美味しさです。もちろん食後にはあたたかいコーヒーも。頂上の景色を見渡しながらの食事は最高の贅沢ですが、カップラーメンを作るにはペットボトルの水が通常より1本余分に必要になるので、荷物が増える点は覚悟が必要です。使った汁はペットボトルに入れて下山後に処分するなど、山を綺麗に保つマナーも忘れずに。

上蒜山 ― 折り返し地点、もののけ姫の世界

視界が開けてくると、折り返し地点の上蒜山が見えてきます。この日の行程ではまだ半分にも達していません。視界が良くなると恩原高原が一望でき、ここから先は尾根沿いの稜線がとても綺麗で、三座縦走の中でも屈指の景色が楽しめるルートです。快晴には恵まれなかったものの、北側からのガスが山を南へ越えようとし、南から北への風とせめぎ合う様子は、まるで「もののけ姫」の世界観のよう。自然のスケールの大きさに、しばらく見入ってしまいました。中蒜山から上蒜山は、双方の山が比較的よく見えるため目指す地点がわかりやすく、目標地点が見えるとペース配分もしやすくなります。最後の登りがやや急な程度で、あとは緩やかに上蒜山の頂上へ到着しました。

復路 ― 装備の大切さを実感した往復登山

山頂に到着したところで、縦走であれば下るだけの完走ですが、今回は往復コース。まだ半分の道のりを戻らなければなりません。看板の案内通り、中蒜山を目指して復路へ。復路は天候が悪化して小雨が降り、足場はかなり悪化。装備の大切さと鎖場のありがたさを、あらためて感じる登山になりました。全行程は約7時間、翌日から数日は激しい筋肉痛に見舞われました。

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登山メモ

足元の装備は万全に

蒜山の土質は粒子の細かい粘土層で、雨が降ると非常に滑りやすくなります。下蒜山の下りには鎖場もあり、滑落すると大怪我につながるため、天候が悪い日の登山は避けるのがおすすめです。

中蒜山の登山口は塩釜の冷泉

中蒜山側の登山口は、名水として知られる塩釜の冷泉にあります。キャンプ場も併設されている人気スポットで、登山前後に立ち寄るのもおすすめです。

縦走の場合はタクシー利用も選択肢

縦走する場合は、下蒜山〜上蒜山間をタクシーで戻る方法もありますが、距離の割に料金が高めという声もあるため、利用前の下調べをおすすめします。

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アクセス

所在地:〒719-3100 岡山県真庭市蒜山(Tel. 0867-66-2511/真庭市役所蒜山振興局)

交通アクセス:車は米子自動車道蒜山ICから国道482号経由で上蒜山登山口へ。公共交通はJR姫新線久世駅または中国勝山駅から真庭市コミュニティバス「まにわくん」で蒜山高原センターまで約1時間15分〜1時間30分、蒜山高原センターから上蒜山登山口へはタクシー利用。
下蒜山登山口駐車場:約5台(火葬場近く・犬挟峠)
※登山道の状況・所要時間などは天候により大きく変わります。おでかけ前に最新情報のご確認をおすすめします。

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情報確認:2026年8月 ※上記は登山道の基本情報です(変わることがあります)。体験の内容は訪問時点の記録です。天候により状況は大きく変わるため、最新は公式情報でご確認ください。

読み終わったら、次は?

気になった場所から、岡山の旅をつなげてみてください。

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