JR赤穂線香登(かがと)駅から南500m(徒歩15分くらい)にある古墳。
4世紀後半に築造されたと考えられる円墳。
丘陵頂部に築造された岡山県内最大の円墳で、東西45m、南北54m南東側に方形の造出が付属している。
墳丘は2段で、3重に埴輪列がめぐっている。長さ約4m・幅約1.5mの竪穴式石室が築かれ、蓋に特殊な彫刻文様を配した石棺が納められ、副葬品も出土した。(棺内外から30面以上の銅鏡や玉類、鉄製武器など数多くの副葬品が出土)
その一部は東京国立博物館に収蔵及び展示されている。
岡山県南部における代表的な円墳で貴重な出土品も多く、1957年(昭和32)に国指定史跡に指定された。
地図での下調べをおススメ
JR香登駅の南方面に位置している古墳ですが、山感がありすぎてわかりにくいです。
管理人が訪れた際は、下調べをしていたのですが・・・通り過ぎました(笑)
ひっそりとある感じですね。。
古墳は本来その方が良いのかもしれないと感じるくらいのひっそりとした山にあります。
ちなみに駐車場はありませんでした、もしかしたらあるのかもしれないのですが管理人は見つけることができなかったため、ちょっと離れた場所へ駐車し徒歩でいざ!
写真は徒歩にて現地まで散歩状態です。
普通の民家を抜けていくと丸山古墳がある山が見えてきました。
どうですか、普通の山って感じですよね^^
入口に到着です
車では通りすぎてしまいましたが、この山道の入り口が丸山古墳です。
史跡丸山古墳の石標と案内看板です。
時間があれば立ち寄って読んでいって下さい。
丸山古墳の標高は60メートルと低く、散策ほどの距離でしかありません。
坂道も険しくないので、ご年配の方にもちょっとした運動気分で行ける距離だと思います。
管理人もどれくらいでしょうか・・・、時間にして10~15分くらいで山頂についたと思います。
砂の滑りやすい道なので雨のあがりの日は注意が必要です。
最初は竹林の道を抜けていきます。
竹林を過ぎると雑樹木が立ち並びます。
樹木の立ち並びも程よく手入れが良く出来ている山道です。
ゴールはすぐ正面です。
最後の坂を登れば付きます。
頂上に到着です。
やはり近いですね。
時間もあまりかからず、体力的にも問題なくでした。
夕方気味に来たので、散歩感が強い史跡巡りになりました。
山の頂上です。
入口と一緒で石標がありました。
季節が冬なのかよく手入れが入っていますね。
時間はすっかり夕方ですね、綺麗な夕暮れの空を見ることが出来ました^^
空を見上げれる気持ちがある事は良いことですよね。
時間に追われるといつしか空を見上げることを忘れています。
皆さんもよければ空を見上げてみて下さい^^
気持ちがいいですよ。。
丸山古墳について
国指定史跡 丸山古墳
昭和32年10月11日指定
文化財を保護保存し、これを次の世代に引き継ぐのは、私たちの役割であり責務であります。
さて、わが国には古墳が全国的に多数分布しており、その形態は前方後円墳、前方後方墳、方墳、円墳とさまざまですが、小規模のものが多いようです。備前市でも同じことがいえます。
丸山古墳は、昭和11年に梅原末治氏らが調査した結果、大きさ、内部構造、彫刻のある石棺をはじめ数多くの貴重な遺物を出土したことから、わが国の古墳の中でも、まれに見るものとして、その重要性が大きく一般に知られるようになりました。
次に丸山古墳とその出土品を参考までに紹介します。
記
1、所在地:備前市畠田字丸山
2、墳形:円墳
3、規模:標高約60m、直径約60m
4、年代:古墳時代前期(4世紀後半)
5、外部施設:葺石埴輪
6、内部施設:石棺・凝灰岩による家形の彫刻式で、太陽などの模様がある。石室・竪穴式で石英祖面岩で築く。天井・凝灰岩の加工石4枚からなる。
7、出土品(東京国立博物館蔵)
・銅鏡 伝三角縁二神二獣鏡1面 倣製内行花紋鏡その他29面
・石製品 碧玉製四脚盤 合子 坩器台 勾玉 管玉
・鉄製品 刀剣 鏃 斧
昭和57年3月 備前市教育委員会
設置看板より
アクセス
所在地 | 〒705-0015 岡山県備前市畠田福田香登本 |
電話番号 | 0869-64-1832(備前市まち営業課おもてなし観光係) |
交通アクセス(車) | 山陽自動車道和気ICから約20分 |
交通アクセス(公共) | JR香登駅から徒歩約15分 |
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