井原市美星町は、その名の通り「星の郷」として知られる町。1989年に「光害防止条例」を制定し、街灯の光を抑えるなど星空を守るための取り組みを続けてきた、全国でも珍しい自治体です。その中心にあるのが美星天文台。口径101cmの反射望遠鏡を備え、公開天文台としては西日本トップクラスの規模を誇ります。
夜間の観望会では、スタッフの解説を聞きながら望遠鏡をのぞくことができ、季節によって土星の環や木星の縞模様、星雲・星団など見られる天体が変わります。周辺に強い光がほとんどないため、肉眼でも天の川がくっきり見えることがあり、都市部では味わえない星空の濃さに驚かされます。
天文台のドームと星空の写真訪れて感じたこと
日が落ちてから駐車場を降りた瞬間、まず空の暗さに驚きました。街灯の少ない山あいの立地もあって、目が慣れてくると肉眼でもたくさんの星が見えてきます。望遠鏡をのぞかせてもらった土星は、小さいながらもはっきりと環の形が分かり、子どもが「本物だ」と声をあげていたのが印象的でした。
観望会はスタッフの方が星座や天体について丁寧に説明してくれるので、天文の知識がなくても十分楽しめます。冬場は冷え込みが厳しいので防寒対策は必須ですが、それを忘れさせてくれるくらい満天の星は見ごたえがありました。
見どころ
口径101cmの大型反射望遠鏡
公開天文台としては西日本トップクラスの口径を誇る望遠鏡。惑星や星雲・星団を、迫力ある大きさで観察できます。
光害防止条例が守る、澄んだ夜空
全国に先駆けて光害防止条例を制定した美星町ならではの、暗く澄んだ星空。天の川が肉眼で見える夜もあります。
季節ごとに変わる観望会のテーマ
惑星や星座、流星群など、季節や天候によって観望会の見どころが変わります。事前に公式サイトでその日の観望テーマを確認しておくと、より楽しめます。






















家族で行くときのメモ
夜間の来場になるため、防寒着は季節を問わず用意しておくと安心です。山道を上るアクセスになるので、日没前の明るいうちに到着しておくのがおすすめ。曇天・雨天時は観望会が中止・内容変更になることがあるため、出発前に天候と開催状況を公式サイトで確認しておくと安心です。
※観望会の開催日・時間・料金・天候による中止判断などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。

