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吹屋ふるさと村 ― 赤銅色に統一された、山あいの町

ベンガラ色の壁と石州瓦が続く、まるで時代をさかのぼったような町並み。山の上のレトロな集落を家族で歩いた記録です。

吹屋ふるさと村 ― 赤銅色に統一された、山あいの町

高梁(たかはし)市の山あいに、赤銅色(しゃくどういろ)でそろえられた家々がならぶ、とても印象的な町があります。吹屋(ふきや)ふるさと村です。通り沿いの建物が、赤みを帯びたベンガラ色の外壁と、同じ色みの石州瓦(せきしゅうがわら)で統一され、集落全体がひとつの色調にまとまった、ほかではなかなか見られない町並みが広がっています。

吹屋はかつて、赤い顔料「ベンガラ」の一大産地として栄えた町。その豊かさを背景に、統一感のある美しい町並みがつくられました。今もその姿が大切に守られ、山の上にぽっかりと現れるレトロな集落は、歩くだけで非日常の世界へ迷い込んだような気持ちにさせてくれます。

ベンガラ色の町並みの写真ベンガラ色の町並みの写真
赤銅色で統一された家々が続く通り。独特の統一美です(写真を差し替え)。
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この町並みこそ江戸末期から明治にかけ、吹屋の長者達が後世に残した最大の文化遺産です。町全体が統一されたコンセプトの下に建てられたという、当時としては驚くべき先進的な思想があります。県の「ふるさと村」にも指定され、町並みは国選定「伝統的建造物群保存地区」となっています。

宿泊は「和味の宿 ラ・フォーレ吹屋」(〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋611/Tel. 0866-29-2000)が利用できます。

山の上に現れる、赤銅色の町。町全体が統一されたコンセプトで建てられた、吹屋の長者達が残した最大の文化遺産です。

見どころ

統一されたベンガラ色の町並み

赤みを帯びた外壁と石州瓦でそろえられた家々の連なりは、吹屋ならではの景色。集落全体が調和した独特の統一美は、写真好きにもたまりません。

ベンガラの歴史にふれる

赤い顔料ベンガラの産地として栄えた町。当時のくらしや産業にまつわる建物・資料を通して、この町並みが生まれた背景を知ることができます。

山里の風景と紅葉

標高の高い山あいにあるため、秋は周囲の紅葉が美しく色づきます。赤い町並みと山の紅葉が重なる季節は、とくに趣があります。

町なかの見どころ施設

町並みを歩くだけでも十分に楽しめますが、吹屋には見学できる施設も点在しています。時間に余裕があれば、あわせて立ち寄りたいスポットです。

旧吹屋小学校

明治期に建てられた、現存する木造校舎としては日本最古級といわれる旧小学校。2012年まで実際に地元の小学校として使われていたことでも知られ、当時のままの木造校舎が保存・公開されています。町のシンボル的な建物のひとつです。

吹屋ふるさと村 郷土館

ベンガラで財を成した豪商の旧宅を利用した資料館。吹屋の繁栄を支えた商家の暮らしぶりや、町並みの成り立ちを伝える資料が展示されています。

旧片山家住宅

ベンガラの製造・販売で栄えた片山家の旧宅で、国の重要文化財に指定されています。商家建築の造りや、当時の生活の様子をうかがい知ることができます。

笹畝坑道

吹屋の産業を支えた鉱山の坑道跡。内部を歩いて見学でき、ベンガラの原料となった鉱石の採掘の様子を体感できる、少し変わった見どころです。

広兼邸

町の中心部から少し離れた高台に建つ、城のような石垣が印象的な大庄屋の屋敷。ベンガラの原料商として栄えた家の豪壮な構えを今に伝えており、映画のロケ地としても知られています。

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アクセス

所在地:〒719-2341 岡山県高梁市成羽町吹屋

公共交通:JR伯備線備中高梁駅から車40分、または吹屋行きバス55分・終点下車
車:岡山自動車道賀陽ICから車50分

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※公開時間・料金・アクセスなどの情報は変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。