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彫刻美術館井原市

井原市立田中美術館 ― 107歳まで現役を貫いた、彫刻家・平櫛田中の世界

「六十七十は洟垂れ小僧」の言葉で知られる彫刻家・平櫛田中。107歳まで現役を貫いたその故郷、井原市で代表作と生涯に触れた記録です。

井原市立田中美術館 ― 107歳まで現役を貫いた、彫刻家・平櫛田中の世界

井原市出身の彫刻家・平櫛田中は、107歳で没するまで現役の彫刻家として制作を続けたことで知られる人物です。「六十七十は洟垂れ小僧、男盛りは百から百から」という言葉を残し、晩年になっても衰えることのない創作意欲を貫いた生涯は、多くの人に勇気を与えてきました。井原市立田中美術館は、その代表作の数々と、生涯にわたる制作の歩みを紹介する美術館です。

木彫の質感を生かした人物像や、能や歌舞伎をモチーフにした作品など、写実と精神性を兼ね備えた平櫛田中の作品世界をじっくり鑑賞できます。100歳を超えてなお制作に打ち込んだというエピソードとあわせて作品を見ると、その気迫がいっそう強く伝わってきます。

木彫の彫刻作品の写真木彫の彫刻作品の写真
平櫛田中の代表作、木彫の人物像(写真を差し替え)。
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訪れて感じたこと

木彫の作品の前に立つと、その細部まで作り込まれた表情や衣のひだの表現に、思わず見入ってしまいました。100歳を超えてもこれほど緻密な作品を生み出し続けていたと知ると、単なる技術の高さだけでなく、その気迫や執念のようなものまで伝わってくる気がします。「六十七十は洟垂れ小僧」という言葉も、実際の作品を見たあとだと、単なる名言ではなく、生き方そのものの重みを持って響いてきました。

静かな展示室で、ひとつの人生をまるごと辿るような鑑賞体験ができる、見応えのある美術館でした。

100歳を超えてなお制作されたという作品の緻密さに、言葉以上の説得力を感じました。

見どころ

木彫の質感を生かした人物像

写実と精神性を兼ね備えた、平櫛田中ならではの木彫作品。細部まで作り込まれた表情や衣の表現に見入ってしまいます。

107歳まで現役を貫いた生涯

晩年になっても制作意欲が衰えなかった、平櫛田中の生き方そのものを伝える資料展示。作品とあわせて見ることで、より深く理解できます。

能・歌舞伎をモチーフにした作品

伝統芸能への深い造詣が感じられる作品も見どころのひとつ。日本の伝統美と彫刻表現が融合した独特の世界観です。

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訪れるときのメモ

展示替えが行われることがあるため、訪問前に公式情報で開催中の展示内容を確認しておくのがおすすめです。井原市美星町の美星天文台など、他の井原市内のスポットとあわせて訪れると、1日の観光コースとして充実します。

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※開館時間・休館日・展示内容などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。