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備前焼の里(伊部)― 土と炎が生む、素朴な焼き物の町

釉薬を使わず、土と炎だけで焼き上げる備前焼のふるさと。窯元をめぐり、陶芸体験も楽しんだ焼き物の町さんぽの記録です。

備前焼の里(伊部)― 土と炎が生む、素朴な焼き物の町

備前(びぜん)市の伊部(いんべ)は、日本を代表する焼き物のひとつ「備前焼」のふるさとです。備前焼は、うわぐすり(釉薬)を使わず、土の風合いと炎だけで焼き上げるのが特徴。同じものは二つとない、素朴であたたかみのある色合いや模様が生まれます。長い歴史を持つやきものとして、今も多くの人に愛されています。

伊部の町を歩くと、窯元やギャラリー、備前焼のお店が軒をつらねています。作品を眺めたり、お気に入りの器を探したり。町のあちこちには、かつて使われた登り窯(のぼりがま)の煙突も残り、焼き物の町らしい独特の風景をつくっています。さらに、実際に土をこねて器をつくる陶芸体験ができる工房もあり、子どもから大人まで楽しめます。

窯元の町並みと煙突の写真窯元の町並みと煙突の写真
登り窯の煙突が残る、焼き物の町の風景(写真を差し替え)。
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訪れて感じたこと

町を歩くと、あちこちのお店に並ぶ備前焼の器。同じ「茶色」でも、一つひとつ色合いや表情がまったく違うことに、見比べるうち気づきます。子どもに「これは絵の具じゃなくて、土と火の色なんだよ」と話すと、不思議そうにいろいろな器を眺めていました。お気に入りの湯のみを探すのも、旅の楽しい思い出になります。

いちばん盛り上がったのは、やはり陶芸体験。土のひんやりした感触に最初はとまどっていた子どもも、こねているうちに夢中に。自分の手で形をつくり上げる楽しさは格別で、真剣な表情で器づくりに取り組んでいました。焼き上がりは後日届くとのことで、「どんな色になるかな」と、家に帰ってからも楽しみが続きます。ものづくりの奥深さにふれられた一日でした。

同じ茶色でも、一つひとつ違う土と火の色。自分の手で器をつくる楽しさも格別でした。

見どころ・楽しみ方

窯元・ギャラリーめぐり

伊部の町には、窯元やギャラリー、備前焼のお店が集まっています。作品を眺めたり、お気に入りの器を探したり。焼き物好きにはたまらない町歩きが楽しめます。

登り窯の残る町並み

かつて使われた登り窯の煙突が町のあちこちに残り、焼き物の町らしい風景をつくっています。歴史を感じながら散策できます。

陶芸体験

実際に土をこねて器をつくる陶芸体験ができる工房もあります(内容・予約は施設により異なります)。子どもの思い出づくりにぴったりの体験です。

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家族で行くときのメモ

陶芸体験は予約が必要な場合が多いので、体験が目当てなら事前に工房へ確認・予約を。焼き上がった作品の受け取り方法(後日発送など)も、あわせて確認しておくと安心です。お店では、割れやすい器が並んでいるので、小さな子どもが手を伸ばして触れないよう見守りを。各店・工房の営業時間・定休日は変わることがあります。同じ県東部の日生(カキオコ)や旧閑谷学校、牛窓とあわせて回るのもおすすめです。

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※各店・工房の営業時間・定休日・陶芸体験の内容や予約方法などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。