倉敷美観地区の一角、白壁の町並みのなかに、ひときわ目を引くギリシャ神殿のような堂々とした建物があります。大原(おおはら)美術館です。倉敷の実業家によって開かれた、日本で最初の本格的な西洋美術館として知られ、長い歴史のなかで多くの人に親しまれてきました。美観地区を代表するシンボルのひとつです。
館内には、教科書や画集で見たことのあるような名画の数々が収められています。西洋の巨匠たちの絵画をはじめ、日本の近代美術や工芸まで、幅広い作品を鑑賞できます。むずかしく身構える必要はなく、「あ、この絵見たことある」という発見や、「きれいだな」という素直な感動が、美術を身近にしてくれます。白壁の町歩きとあわせて、本物の芸術にふれられる贅沢な場所です。
神殿風の美術館外観の写真訪れて感じたこと
石造りの立派な建物に入ると、しんとした静けさと、絵に向き合う人々の落ち着いた空気。子どもには少し敷居が高いかなと思っていましたが、大きな絵の前では「うわ、大きい!」と素直に驚き、色づかいや描かれているものに興味を示していました。「この絵、なにを描いてるんだろうね」と親子で話しながら回るのは、思いのほか楽しい時間でした。
有名な画家の作品を、画集ではなく本物で見られる感動は、大人にとっても格別です。近づいて筆づかいを眺めたり、少し離れて全体を味わったり。美術館という場所の静けさそのものも、いい経験になります。鑑賞のあとは美観地区の町歩きへ。芸術と町並み、両方を味わえる、倉敷ならではの一日でした。
見どころ
西洋美術の名画
日本で最初の本格的な西洋美術館として、巨匠たちの名画を数多く収蔵。教科書で見たことのある作品に、本物で出会える感動があります。
神殿風の建築
ギリシャ神殿を思わせる堂々とした建物は、美観地区のシンボル。白壁の町並みのなかで際立つ外観は、それ自体が見どころです。
美観地区とあわせて
倉敷美観地区の中心にあり、川舟や町歩きとセットで楽しめます。芸術と歴史ある町並みを、一日で味わえるのが魅力です。






家族で行くときのメモ
館内は静かに鑑賞する場所ですので、子どもには「大きな声は控えめにね」「作品にはさわらないでね」と、入る前に伝えておくと安心です。展示室は撮影のルールが決まっている場合があるので、館内の案内に従いましょう。開館時間・観覧料・休館日は変わることがあるので、事前にご確認を。美観地区は雨でも軒下を歩けるので、川舟や町歩きとあわせて、天気を問わず楽しめます。
※開館時間・観覧料・休館日・撮影ルールなどは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。


