新見市大佐にある西江邸は、江戸時代にたたら製鉄と広大な山林経営で財を築いた大庄屋・西江家の屋敷です。中国山地はかつて「たたら製鉄」の一大産地として知られ、西江家はその経済力を背景に、庄屋として地域を治める役割も担っていました。今も残る屋敷は、当時の繁栄をそのまま伝える大きな茅葺き屋根と、質の高い建築美が見どころです。
屋敷内には生活用具や古文書などの資料も展示され、当時の暮らしぶりや、たたら製鉄がこの地域にもたらした豊かさを知ることができます。手入れの行き届いた庭園も見応えがあり、静かな山あいの集落にひっそりと佇む、知る人ぞ知る歴史スポットです。
茅葺き屋根の邸宅の写真訪れて感じたこと
山あいの静かな集落に、突然現れる大きな茅葺き屋根の存在感に驚きました。屋敷の中に入ると、太い梁や土間など、当時の暮らしの規模の大きさが伝わってくる造りで、たたら製鉄がこの地域にどれほどの富をもたらしたのかを肌で感じることができました。展示された古い道具や資料からも、山あいの集落が持っていた豊かな歴史に触れられます。
庭園も丁寧に手入れされていて、屋敷とあわせてゆっくり見て回ると、思っていた以上に見応えがありました。観光地としての知名度は高くありませんが、その分静かにじっくりと歴史を味わえる場所だと感じました。
見どころ
大庄屋の格式を伝える茅葺き屋根
たたら製鉄で財を築いた大庄屋にふさわしい、大きく立派な茅葺き屋根の邸宅。その規模の大きさに歴史の重みを感じます。
当時の暮らしを伝える展示
生活用具や古文書などの資料展示から、当時の暮らしぶりやたたら製鉄の歴史について学べます。
手入れの行き届いた庭園
屋敷にあわせて整えられた庭園も見どころのひとつ。静かな時間の中で、屋敷全体の佇まいをゆっくり楽しめます。






訪れるときのメモ
山あいの集落にあるため、アクセスにはある程度の時間がかかります。開館日・開館時間が限られていることがあるので、訪問前に公式情報で確認しておくのがおすすめです。近隣の満奇洞・井倉洞とあわせて、新見市の歴史・自然をめぐる1日観光コースに組み込むのもよいでしょう。
※開館時間・休館日・拝観料などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。

