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岡山城 ― 旭川に映える、漆黒の烏城(うじょう)

全国的にも珍しい不等辺五角形の天守台を持つ、黒い外観が印象的な岡山城。烏城公園として整備された城跡の見どころとアクセスをまとめました。

岡山城 ― 旭川に映える、漆黒の烏城(うじょう)

慶長2年(1597)、豊臣家五大老の一人・宇喜多秀家が築城した岡山城。

三層六階の堂々たる天守閣は織田信長の安土城天主閣を模して築かれたと伝えられ、全国的にも珍しい不等辺五角形の天守台をしています。黒い下見板張りの外観から別名「烏城(うじょう)」と呼ばれています。

旭川越しの天守の写真旭川越しの天守の写真
川面に映る黒い天守と金の鯱。
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戦災で天守閣は焼失しましたが現在は再建され、内部は展示室として、城跡は烏城公園として整備されています。春にはお花見、夏の夜は園内を幻想的に彩るライトアップ「幻想庭園」、秋には「菊花大会」など様々な催しが開催され、多くの市民や観光客に親しまれています。

天守は1945年(昭和20年)の岡山空襲で焼失し、現在の天守は1966年(昭和41年)11月3日に再建されたものです。2022年(令和4年)11月3日には「令和の大改修」を終えてリニューアルオープンしました。焼失を免れた月見櫓は、1950年(昭和25年)の文化財保護法施行にあわせ、西丸西手櫓とともに国の重要文化財に指定されています。

わが家が訪れたのは、令和の大改修を終えたあと。まっ黒な天守に金の鯱(しゃちほこ)がきらりと光る姿は、子どもの目にもかっこよく映ったようです。旭川ごしに見上げる烏城、橋を渡ってすぐの後楽園――お城と庭園を行き来できるこの立地が、岡山城のいちばんのぜいたくかもしれません。

黒い下見板張りの外観から別名「烏城(うじょう)」と呼ばれています。

見どころ

生まれ変わった天守と展示

2022年の「令和の大改修」で内部がリニューアルされ、展示は見やすく、体験しながら学べる工夫がいっぱい。城の歴史をたどりながら、子どもも飽きずに最上階まで上がれます。てっぺんからは旭川や後楽園、市街地までを見わたせて、のぼりきった達成感もひとしおです。

黒い天守と金の鯱

下見板張りのまっ黒な壁に、屋根の金の鯱が映える岡山城。晴れた日は青空に、夕方は西日に、夜はライトに照らされて、時間帯ごとに表情が変わります。旭川の対岸や橋の上から眺める“川に映る烏城”も、ぜひ撮っておきたい構図です。

後楽園とセットで

お城のすぐ隣、旭川をはさんだ対岸には日本三名園の後楽園。橋を渡って歩いて行き来でき、お城と庭園を半日でまとめて楽しめます。夏と秋の夜には、両方をライトアップする「幻想庭園」も開かれます。

家族で行くときのメモ

天守の見学は1時間ほどが目安。城内は階段が中心なので、小さな子ども連れは抱っこひもがあると安心です。烏城公園として整備された城の周りには広場や芝生があり、走り回ったりお弁当を広げたりするのにもぴったり。城下(じょうか)電停のあたりには、カフェや飲食店もあります。

いちばんのおすすめは、やはり後楽園との“セット観光”。庭園で芝生あそび → 橋を渡ってお城見学、という流れなら、歴史も自然も一日で楽しめます。春の桜、夏・秋の夜のライトアップの時期はとくに華やか。日ざしの強い季節は、帽子と水分をお忘れなく。

アクセス

所在地:〒700-0823 岡山市北区丸の内2-3-1(Tel. 086-225-2096/Fax. 086-225-2097)

飛行機:岡山空港から岡山駅までバスで約30分
バス:岡山駅から岡電バス「岡電高屋行き」、両備バス「東山経由西大寺行き」いずれも「県庁前」で下車、徒歩5分
路面電車:「岡山駅前」から「東山行き」に乗車、「城下」下車、徒歩10分
自動車:岡山ICから東に約20分

情報確認:2026年8月 ※料金・アクセス・営業時間・イベントの日程などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。

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