岡山市の中心部、後楽園や岡山城にもほど近い場所に建つ岡山県立美術館。ここは、岡山ゆかりの作家の作品を数多く収蔵する、県を代表する美術館です。水墨画の大家・雪舟(せっしゅう)をはじめ、この土地に生まれ、あるいは深く関わった作家たちの作品を通して、岡山という土地が育んできた美の系譜にふれることができます。
収蔵品の展示に加えて、時期ごとにさまざまな企画展が開かれるのも魅力。訪れるたびに違ったテーマの作品に出会えるので、「前に来たから」ではなく、何度でも足を運びたくなります。市街地にあるため、後楽園や岡山城とあわせた街歩きの途中に、ふらりと立ち寄れる気軽さもうれしいところです。
美術館の外観の写真訪れて感じたこと
館内に入ると、街の喧騒から切り離された静かな空気。作品の前でゆっくり立ち止まれる、落ち着いた展示空間でした。宝福寺で「雪舟が修行したお寺」を訪ねていたので、子どもも「あの雪舟の絵?」と反応。実際に作品を前にすると、絵と、その人が生きた場所が、頭のなかでつながっていくのが分かりました。
水墨画は子どもにはむずかしいかなと思いましたが、「白と黒だけで描いてるんだよ」と話すと、じっと見つめて「どうやって濃さを変えるんだろう」と不思議そう。分からなくても、本物の前に立つ時間そのものに意味がある——そう感じられる訪問でした。後楽園の散歩とあわせて、静と動のバランスがちょうどよい一日になりました。
見どころ
岡山ゆかりの作家の作品
雪舟をはじめ、この土地に関わりの深い作家の作品を収蔵。岡山という土地が育んできた美術の流れを、まとめてたどることができます。
季節ごとの企画展
時期によってさまざまなテーマの企画展が開かれます。訪れるたびに新しい出会いがあり、何度でも楽しめるのが美術館の魅力です。
街なかからの立ち寄りやすさ
後楽園や岡山城にほど近い市街地にあり、街歩きの途中に気軽に立ち寄れます。屋内なので、天気を気にせず予定に組み込めます。






家族で行くときのメモ
静かに鑑賞する場所ですので、子どもには「大きな声は控えめにね」「作品にはさわらないでね」と入る前に伝えておくと安心です。展示室は撮影のルールが決まっている場合があるので、館内の案内に従いましょう。企画展は会期が決まっているため、目当てがある場合は日程の確認を。開館時間・観覧料・休館日も変わることがあります。後楽園・岡山城とあわせて、市内文化めぐりの一日にするのがおすすめです。
※開館時間・観覧料・休館日・企画展の会期などは変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。


