岡山市中区賞田にある賞田廃寺跡は、備前地域では最古とされる寺院跡です。市街地からほど近い立地にありながら、古代吉備の歴史を伝える史跡のひとつとして知られています。
上道氏の氏寺、飛鳥時代創建の備前最古の寺
賞田廃寺跡は飛鳥時代の創建と考えられる、備前地域では最古の寺院跡です。境内は竜口山を背にして北から南へゆるやかに下る傾斜地にあり、この一帯を本拠地としていた古代豪族・上道氏の氏寺だったとみられています。1972年(昭和47年)3月16日に国指定史跡となりました。
賞田廃寺跡の写真地方寺院では珍しい、東塔・西塔の双塔式伽藍
発掘調査では、金堂跡とあわせて塔の跡が2基見つかっており、東塔・西塔を並べて建てる双塔式の伽藍配置だったことが分かっています。地方の寺院ではめずらしい構成で、凝灰岩の切石を積み上げた基壇が復元整備されており、現地でその規模を確かめることができます。出土品には瓦のほか、奈良三彩や備前焼、中国製の磁器も含まれ、中央の大寺院にひけをとらない格式の高さがうかがえます。
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東塔・西塔を並べた双塔式伽藍は、地方寺院としては異例の格式の高さを物語ります。






















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情報確認:2026年8月 ※現地情報は変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。


