残す ・ ARCHIVE
失われた岡山
― 記録し、残す
地名が消え、鉄路がはがされ、海が陸になり、村が水に沈む。土地は、たえず姿を変えてきました。ここは、岡山の“失われたもの”を土地の目線で束ねる入口です。
町が変わるとき、いちばん先に消えるのは「記録」です。古い地名、郡の区分、廃線、干拓前の海岸線――それらは地図や登記、石碑、人の記憶の中にだけ残ります。時間が経つほど価値が増すのが、この「残す」という仕事。OKA-LABOの五本の柱(読む・見る・歩く・調べる・残す)の、最後の一本です。
消えた地名・小字
土地に刻まれた、いちばん小さな記録。
消えた郡・むかしの区画
かつて土地を束ねていた、行政のかたち。
消えた鉄路・古い街道
人とものを運んだ、いまはなき道。
埋め立てられた海・干拓地
海だった土地の上に、いまの暮らしがある。
水にかわった村・変わった川
ダムの底に沈んだ集落、付け替えられた流れ。
消えた学び舎
閉じた木造校舎に残る、地域の時間。
昔の地形・失われた風景
土地の形と、いまのうちに残す景色。
災害の伝承・碑
土地が受けた出来事を、後世へ伝えるしるし。
今と昔を重ねる
地図と写真で、変化そのものを見る。
土地の目線土地の変化を最初に記録するのは、地図と測量です。海岸線がどこまで海だったか、田がいつ生まれたか、村がどこにあったか――その手がかりは、古い地図・登記・地籍のなかに残っています。「失われたもの」を惜しむだけでなく、いまの姿も、いつか失われる前に残しておく。それが、この土地に暮らす者の記録です。
これから残していくもの(準備中)
消えた集落(廃村)/なくなった産業/変わった町並み。材料がそろい次第、一次資料をもとに一枚ずつ加えていきます。憶測では埋めません。